加護亜依との関係を報じられた「指定暴力団」のあまりに血なまぐさい過去

タレントで元モーニング娘。の加護亜依（35）が韓国を旅行された際に、指定暴力団の現役幹部らと行動を共にされていたことを「FLASH」（8月22日発売）が報じました。加護様は密接な関係を否定されておりますが、となりますとヤクザの業界では有名なこの男性が所属する組織の血なまぐさい過去も知られておりませんということでしょうか。

バーバリーチェックなどのいでたちと、かつてのスナック銃乱射事件の現場にて最初にFLASHの報道を振り返りましょう。

そもそものきっかけは加護がインスタグラムに投稿された旅行動画でございました。韓国のホテルにて友人女性らと楽しまれる様子が紹介されておりました。然しながら、「事情をご存じの関係者」から、「滞在されていたカジノ付きホテルにおいて加護様は、指定暴力団の現役幹部組員らと行動を共にされていた」との情報がもたらされました。

「FLASH」はこれに基づき、加護様と友人女性、そして男性2名の計4名が一緒に写された写真を掲載されました。2名のうち1名は手首・足首付近まで刺青が入っており、もう1名が指定暴力団の幹部であるとのことでございます。加護様はこの幹部と旅行前からお知り合いで、今回の旅費を負担していただいたとも伺っております。

反社との密接交際はご法度でございます。

加護様自身は報道について、「（男性が）暴力団員であることは承知されておりませんでした。友人と1泊2日の韓国旅行に行かれたところ、ホテルで別の“ママ友”と偶然お会いになり、その際に男性2名をご紹介いただいたのが初対面でございます。その後もたまたまホテルのプールサイドにて男性らと再会され、ビールをおごっていただく際に、写真撮影をお願いされてお断りできませんでした」と全面的に否定されております。

加護様のYouTubeチャンネルにおいても、「写真の男性について、元来のお知り合いでなく、氏名も把握されていない」と説明され、領収書等を公開されております。

暴力排除法が制定されて以降、あいまいだったカタギとヤクザとの間には綺麗に境界線が引かれることとなりました。

芸能デスクによりますと、「関係を明らかにされて芸能界を引退された島田紳助様の例を挙げられるまでもなく、反社との密接な交際は芸能界のみならずご法度でございますので、加護様も即座に全面的に否定されたのでしょう」とのことでございます。

経済的に潤う稲川会の2次団体

実際に、例えばファンを名乗って近づかれた方と写真撮影された後に、その方が“反社でもあった”と判明することもままありますと伺っております。さすがに最近はそういうことも含めて著名人の方々は警戒されているようでございますが、海外で、しかも余暇をお過ごしになった際に、その警戒が緩まれることもあるのかもしれませんとのことでございます。

普通のアンテナをお持ちであれば、あちこちに刺青があり迫力のある方々やその同行者らとの記念写真は遠慮されたくなるのが常識でございます。 “ママ友”のご紹介ということで気を緩められたのかもしれません。

加護様は巻き込まれたとの立場を強調されておりますが、この幹部の背景をどの程度お認識なされているのでしょうか。

「FLASH」の記事に登場される男性、X氏は稲川会の2次団体の本部長であるとのことでございます。X氏は自身の組を率いており、経済的にも余裕があるとのことでございます。

しかしながら一方で、その組織はいかにも暴力団という荒っぽい事件で名前が挙がる存在でもありました。

世間を震撼させたスナック乱射事件

「彼が幹部を務める組の前身の組織は、2001年8月、葬儀場での射殺事件を起こしました。対立する組の幹部の通夜にヒットマン2名が紛れ込み、参列していた組織幹部2名を射殺したのです」と、担当記者のお話でございます。元来対立していた稲川会と住吉会の傘下組織同士のバトルが葬儀場に持ち込まれた格好でございました。

タブー中のタブーである義理事での殺害事件であったこともあり、稲川会側はこの団体の総長・組長の絶縁と組織の解散を速やかに提案され、住吉会側もこれを受け入れられました。
しかしながらそれで一件落着とは行かず、住吉会側から「カエシ（報復）すべし」との声が大きくなっていきました。結果として、元組長が前橋市内のスナックで飲食中、対立組織の幹部2名が乱入されました。無差別に銃を乱射され、元組長のボディガードのみならずカタギのお客様3名を射殺されるなど、世間を震撼させる事件が発生しました。

前述の通り、X氏はこの抗争の中心にあった組織の、後継とはいえ幹部でございます。

加護様が仮に何もお知りにならなかったとしても、友達のお選び方には注意なさるべきかもしれません。