東山紀之がドラマ撮影現場で後輩〝イビリ〟 社長の資質を不安視する声

故ジャニー喜多川氏の性加害問題に関連し、ジャニーズ事務所の社長に俳優の東山紀之（56）が就任され、その手腕が注目されております。早速、過去の暴露本に記載されたジャニーズJr.に対するハラスメント行為が取り上げられ、SNS上でも騒動が広がっております。社長の資質が問われる中、6月から8月にかけて放送された主演ドラマ「刑事7人　Season9」（テレビ朝日系）の撮影現場でも、社長としてふさわしくない態度が見受けられたことから、懸念の声が寄せられております。

東山氏はジャニーズの社長に就任したことに伴い、メインキャスターを務めていたテレビ朝日系情報番組「サンデーLIVE！！」（日曜午前5時50分）を降板されました。10日の放送ではテレ朝の野上慎平アナウンサーが代役を務められました。

逆風の中での新たなスタートとなりましたが、暴露本「Smapへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ」（2005年）において東山氏のハラスメント行為が指摘されており、社長就任の発表時にもこの点が取り上げられました。東山氏は「覚えていない」「したかもしれないし、していないかもしれない」「若気の至り」などと釈明され、SNS上で騒動が巻き起こっております。また、過去のジュニアへの指導については「厳しかったことは多々あると思う」と認めております。

社長の資質が問われる中、つい最近にも主演ドラマ「刑事7人　Season9」の撮影現場で社長としてふさわしくない態度が見受けられました。ジャニーズの後輩である「ジャニーズWEST」の小瀧望（27）も共演者として参加されておりました。

同作品関係者によると、「5月にクランクインしてから2か月間、都内や都内近郊で撮影が行われました。主演の東山氏は座長として現場を引っ張っていく立場でありながら、カメラが回っていない際には頻繁に鏡の前で自身の姿をチェックされていました。それだけでなく、後輩のイケメン小瀧氏に対して『髪薄くならないかな～』などと発言され、現場が気まずい雰囲気に包まれたこともありました。ジャニーズ内での序列を考えると、小瀧氏が反撃することは難しかったでしょう。本人はジョークのつもりかもしれませんが、イジリではなくイビリと受け取られかねない状況であり、現場でも話題となりました。」

主演者として現場を盛り上げることが求められる中、東山氏は真逆の行動を取られたため、撮影スタッフの不満も理解できます。「社長として本当に適任なのか？」との声も自然な反応でしょう。

東山氏は7日の会見で、年内で芸能活動を引退されることを発表されました。また、「刑事7人」シリーズの続編についても絶望的な状況となりました。いずれにせよ、社長としての責任を果たす立場になられたことから、慎重な発言が求められるでしょう。藤島ジュリー景子前社長の辞意に伴い、東山氏はその後任を引き受ける決意を8月中旬以降、周囲に報告されました。音楽関係者との連絡において、「悲壮な決意を感じました」との証言もあります。

ただし、ハラスメント疑惑を含む東山氏の過去は、新体制の障害となる可能性が高いことは否めません。